2002年9月の掲示板ログ

WRなどなど(ほとんど公開内緒話) 投稿者:JUNIwama  投稿日: 9月30日(月)23時28分40秒

1)マイルス75年、いかにも凄そうですね。ではバーターという ことで(笑)お願い致します。71年WRの別バージョン、 ショーター4の昨年のヨーロッパ、2000年スコ+スワロー+ ビルスチュとのトリオなどと。

2)WRの新しいCD、この後「コンプリートボックスセット」 なんて出てしまうと、困るような嬉しいような。 オマー+ヴィクの時代やアルフォンソ+チャンスラー時代も 入ってますねー。

3)Jワッツ、確かにオカズに必然性を感じない時もあり、 聞いていて気が散るドラマー、という気はします。 まあ、フロントでマイケルやブランフォードが吹いている 時はそれも気にならないのですけどね。


北欧ジャズ・・・私は到底参考人になれないです。
NYでのこの分野の受け止められ方を考えてみると、 何か糸口があるかなぁ。
西海岸で北欧ジャズを聴いている人って居るの でしょうか。
オハイオにはいるのかなー。


四谷の中華飯店にて... 投稿者:須藤  投稿日: 9月30日(月)19時38分33秒

「マイルス・ナイト」終了後のいつものようにアフター・アワーズで、中華飯店に飲みに行ったんですが、「いーぐる」の後藤氏より、帰りがけに「来年特集お願いしますね」の念押しがありました。

前々から言われており、テーマも「70年代の Garbarek, Rypdal, Andersen, Christensen と今」みたいな感じノルウェイ中心で考えております。
しかし、最近音源をちょっとづつ聴き返しているのですが、これがなかなか音がつながっていかなくて悩んでいます。
最初は、Nils Petter Molveal か Eivind Aarset で 最後が Bugge か Jaga Jazzist かなぁーとか色々考えてますが、やっぱり繋がらないんですよね。

あと、George Russell の音源も忘れちゃならないし。

ふぅーーー。大丈夫か?
ご意見、募集してます。って、ずるいかな。(-o-;


WRなど 投稿者:須藤  投稿日: 9月30日(月)19時17分36秒

そうそう、出る(出た)みたいですね。SJで確認しました。
国内盤は、10/23(SONY,2CD,3600円)に発売予定だそうです。
HMVのHPで確認したら、輸入盤が4399円、通販割引で3959円でした。国内盤がお得のようですね。

収録曲は、 ディスク 1 が、
1.Freezing Fire / 2.Plaza Real / 3.Fast City / 4.Portrait Of Tracy / 5.Elegant People / 6.Cucumber Slumber / 7.Teen Town / 8.Man In The Green Shirt
ディスク 2 が、
1.Black Market / 2.Where The Moon Goes / 3.River People / 4.Two Lines / 5.Cigano / 6.In A Silent Way/Waterfall / 7.Night Passage / 8.Point Of Entry / 9.Rhumba Man / 10.Directions

ディーラコメントには、
1975年から1983年かけて行なわれた、カリフォルニア、アリゾ ナ、ロンドンにおけるライヴ・パフォーマンスの中から、18曲を選曲 して収録した。ジャコ在籍のチューンもたくさん含まれておりジャコ・ ファンも当然必聴。
(HMV PAGE)

とあり、ちょっとワクワクですね。

そういえば、以前もらったWRの71年音源が素晴らしかったですが、この時期の音源はないみたいですね。ちょっと残念。ジャコ以降の音源がメインのようです。

ヘイデンの新作はまだ聴いてませんが、「オーネットの曲がブリブリ」というだけで買いそうです。(^^)

Jeff Wattsの新作も買っちゃったんですか?どうもこの人のドラムはうるさくて...です。
マイケルが1曲だけとGOODと言われても、ちょっと及び腰になっちゃってる私です。
こりゃ中古かなぁ。

Mike Stern, George Coleman, Jimmy Cob, Ron Carter のライブ盤、ショップで見かけましたが、私もなんとなくそう思っちゃいます。
このメンツで立った音は、ちょっと期待できないので、「こんなの出たのぉ」で通りすぎちゃいました。マイルストリビュートバンドみたいなこと書いてあっても、ここにはその精神も無さそうだし。

さて、最後にマイルス・イベントですが、去年の「ロフト・プラス・ワン」で行ったときより熱気がありました。
今回は、テーマを「最新BOOTを聴く!」という点に絞ったのが良かったかもしれません。
BOOTの中でも一番凄かったのが75年の東京公演を納めた ANOTHER UNITY でした。
大阪公演のアガパンが霞んでしまいました。なんてったって正規盤より音がいい。
FM東京から流出した音源らしいのですが、当時のジャズをレコーディングしていたエンジニアより、FM東京のロックやポップスを放送するエンジニアの方が、この手の音楽を録音する技術を持っていたという解説に、妙に納得してしまいました。
これ以前の「イン・コンサート」とか「フィルモア」とかの音源も同一のことが言えるようで、この時期のFM放送音源によるBOOTも確かに音がよかったですね。
もし、ANOTHER UNITY お持ちでないようでしたら、饅頭化します。
あと、劣悪音質のBOOTでもいい環境で聴くと、それなりに聴けるということが解りました。
結局、劣悪音質のBOOTは、ラジカセか、最高級オーディオで聴くしかないのね。(-<-;


WRなど 投稿者:JUNIwama  投稿日: 9月30日(月)17時33分15秒

「WEATHER REPORT Live Unreleased」
が海外サイトでは出ていますね。選曲からみると盛り沢山な内容に思えます。
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B00006L3J8/qid=1033373588/sr=2-1/ref=sr_2_1/104-3640889-8596734

ヘイデンの新譜「American Dream」も出てますね。
ヘイデン、メルドオ、ブレイドにマイケルというメンツ。Neaness...の 続編のようなムードを感じました。
ただし、オーネットの曲のカバーでは、全員がぶりぶりやってます。

ぶりぶりと言えば、Jeff Wattsの新作でのMichael+Branfordのバトル 一曲だけですけど、久々に熱量が高かったです。90年頃にNYのマニーズ という楽器店のイベントでこの2人が無伴奏で競演したのですが、残念 ながらこの音源はありません。

Mike Stern, George Coleman, Jimmy Cob, Ron Carter のカルテットのライブ盤も出てますね。まだ、試聴した だけですが、Sternが爆走ペダルを踏んでいない予感がします。
このメンツでやらかしてくれると面白いのだけど。

マイルスのイベント、ロフト+ワンでやった昨年のと同系統の 企画だったのでしょうか。今回は日和ってしまいました。
代わりにWRのライブのDVDを作って遊んでました。


HP復旧完了! 投稿者:須藤  投稿日: 9月30日(月)11時35分37秒

日曜の早朝に、HPの復旧が完了しました。
プロバイダからは、なにも言ってこなかったので、どうにかなったみたい。
ということで、ご不便掛けました。みなさま。


HP復旧遅れそう 投稿者:須藤  投稿日: 9月27日(金)20時15分16秒

今、HPを復旧させようとしたところ、私に割り当てられているはずのフォルダが有りませんでした。現在、プロバイダに確認中です。ということで、復旧がしばらく遅れる見込みです。
ひょっとしたら、私のせいでサーバがダウンしたかもしれません。(--;
なんてってディスク容量、ファイルとフォルダの数が半端じゃなかったし。
さて、追い出されたらどうしよう。。。。


ジャズ批評113「続ピアノトリオ最前線」 投稿者:須藤  投稿日: 9月27日(金)14時40分11秒

以前ここで告知したジャズ批評のピアノトリオ特集号が発売されました。
全300枚だそうですが、今回は10枚ほど書いてます。
あと、新着ディスク紹介も書いてます。
書店で見かけたら、ちょっと覗いてやってください。
今回のJ批評は、なかなか読み応えがあります。
知らないピアニストばかりだし。

あと、現在プロバイダのメンテ・ミスのため、私のHPがあるサーバのディスクが初期化され、消失しております。
今夜にでも再構築を実施する予定ですので、今しばらくお待ちください。
しかし、規約ではプロバイダ側は責任を持たないことになっていますが、実際問題としてHPの消失というのは、プロバイダとしてあまりにも無責任だよなぁと思っております。こんなんでHTTP転送量制限で重量課金するってんだから。
一応メンテするならバックアップとってからだろう、と思うのは私だけ。

あとあと、明日は、四谷「いーぐる」で「マイルスを聴け Ver.5」出版記念 著者 中山氏 自らの解説付きの最新BOOTから20曲を聴く会が15:00(開場は14:00)から行われます。楽しみ、楽しみ。
なかなかマイルスBOOTを大音量で聴く機会ってないですよ。
いーぐる


訂正 投稿者:小池  投稿日: 9月27日(金)11時04分25秒

訂正機能をうまくつかいこなせないのでここで文字化け部分の補足説明。
ad lib・i・tumの反対語としてob・bli・ga・toが出ており、それを重ねて 載せました。


adlib 投稿者:小池  投稿日: 9月27日(金)11時01分45秒

以下ランダムハウス英語辞典からの引用(若干文字化け有り)ですが、 これからすると例えば、ジャズでも、キースのケルンコンサートのような ものにはインプロ、で通常のジャズのアドリブ部分はアドリブというように 使い分けできそうな気もしますがいかがでしょうか?

ad lib[訶 l~]

【1】アドリブ,即興の歌[せりふ,演奏など].

【2】泄寰兼I即興的に,好きな時に,随意に,任意に;これと決めないで,限定しないで,自由に.

【3】泄寰兼I好きなだけ,いくらでも,惜しみなく:
Water can be given to the patients ad lib. この病人たちには水は好きなだけ与えてよい.

[c1811.・D LIBITUM]
ad lib・i・tum[訶 l~itケm; Lat. Ad l巴itum]

【1】任意に,随意に,好きな時に.

【2】。音楽「随意に,アドリビトゥム(コobbligato). 略:ad lib


ob・bli・ga・to[ObligNwtou|Rb-; It. obblig痍to]

■adj.

。音楽「汪y譜上の指示に用いて〈伴奏などが〉欠くことのできない,絶対必要な(obligatory), 非常に重要で省けない. cf. AD LIBITUM 2.

■n.
(pl. obキbliキgaキtos, -ti[-tiw;It. -ti])

【1】。音楽「オブリガート:絶対必要な声部または伴奏.

【2】。音楽「オブリガート:ソロ声部に付随する重要な伴奏声部.(また obligato)

[1724.<イタリア語「義務のある,義務を負った」<ラテン語 oblig殳us; ・BLIGATE]

im・prov・i・sa・tion[imprOvケz駟Pケn, ・prケ-|・prケvaiz-]

■n.

【1】即席に用意する[行う]こと;(詩・曲などを)即興で作ること.

【2】即席に作ったもの;即興詩[曲,演奏,画など].


アドリブ 投稿者:JOY  投稿日: 9月27日(金)09時09分44秒

ってある方から教えていただきましたが、ラテン語のad libitum=「自由に]っという 言葉から来ているようですね。っという訳で、言葉の意味としてはImrovisationと ほぼ同義で、「即興演奏」って訳になるようです。
っというわけで、↓の2つの言葉に対して持つ私の印象はちょっと間違えかもしれませんね。
一般的な使われ方の違いは、とっても興味ありです。


即興 投稿者:小池  投稿日: 9月26日(木)23時45分29秒

ショパンの即興曲、オルガンの即興曲はともにインプロビゼーションが使用されて います。(ここまでは確か、以下は想像) によると、曲全体が即興によるものをインプロビゼーション、一般のジャズの テーマ以外の即興部分をアドリブというように思いますが、ジャズの場合にも インプロビゼーションは実際よく使われていますね。

なお、あの時代のトニーは私でも凄いと思います。よく音使いを考えているなあーという 感じでしょうか。


Improvisation/Adlib 投稿者:さく@上野  投稿日: 9月26日(木)19時27分32秒

JOYさん
>っで"Nefertiti"の演奏で一番すげぇーっと思うのは僕的にはやはりTony Williams
>ですね。淡々と付かず離れずで漂うテーマのバックで、徐々に爆発していくリズム
>セクションの中で、Tonyの放つシンバルの切れ味は本当に強烈であります。
>なんか"暗黒の闇夜を切り裂く閃光"ってな感じがしますですね。

まったくもって同意です。最後の一行なんかもいい表現ですね〜。
自分が "〜Smiles" 好きなのも、Anthony に耳が言ってしまうからカナ。
でもあのクインテットのはどのアルバムも好きですよ。

"ESP" は何げに Little One が好きですね。
Winton のデビュー作にも録音されたと思いますが、こちらも集中力を感じる熱演です。
作曲者は誰だったかな? "Maiden Voyage" と同じ薫りがするので Hancock かな?
あぁ、話が逸れました。すみません。

よしざわさん
>ところで、Adlibって何となく海外のミュージシャンは使わなさそうな
>雰囲気がありますね。和製英語でも無いと思うんですが。

こちらは、もともとクラの記譜上の用語なんじゃないですか?


wordingの問題 投稿者:よしざわ@CA  投稿日: 9月26日(木)16時20分23秒

僕は同意として使ってますね、Improvise/Adlibの二つは。
ただImproviseっていう言葉は、Adlibっていう言葉に比較すると知名度が 低いような気はするのは、ジャズをあんまり知らない人には"アドリブ"とか "即興"って言ったりもしますね。
ところで、Adlibって何となく海外のミュージシャンは使わなさそうな 雰囲気がありますね。和製英語でも無いと思うんですが。
#今日はTootsとマーヴィンゲイを聞いてます。
#昨日、Milesバンドを聞きすぎたかも。(^^;


Improvisation/Adlib 投稿者:JOY  投稿日: 9月26日(木)04時53分15秒

って全然関係ないのですが、僕は結構この2つの言葉に対して異なる印象を持っております。

・Improvisation
 その場の何ものか?(例えば共演者とか、オーディエンスとか、その他環境等など)に
 Inspireされて、生じる即興演奏。

・Adlib
 主にコードシステムなどのMethodologyに根ざした常日頃の練習の結果からOut Put
 される演奏。

上記は僕が持っている2つのWordsに対する印象なんですが、勿論Improvisationも 結局演奏者本人の日頃の経験を加味した形でOut Putされる!?ので、両者がマージする 領域は結構曖昧であります。

そういう大雑把な見方で見ると、Wayne Shorterはインプロヴァイザー!?Herbieは アドリブ派!? (この大胆なくくりは、相当語弊があるかもしれませんが、Herbieは 練習の鬼&理論派のような印象があります。勿論彼のプレイは大好きですけど。)

っで"Nefertiti"の演奏で一番すげぇーっと思うのは僕的にはやはりTony Williams ですね。淡々と付かず離れずで漂うテーマのバックで、徐々に爆発していくリズム セクションの中で、Tonyの放つシンバルの切れ味は本当に強烈であります。
なんか"暗黒の闇夜を切り裂く閃光"ってな感じがしますですね。


マイルス、ショーターvsハンコック 投稿者:小池  投稿日: 9月26日(木)03時58分46秒

マイルスバンドにおけるスピークライクアチャイルドがなぜボツになったのか?
少なくともテーマ部分に関してはネフェルティティを彷彿あるいはそれ以上にスリリングな 演奏なんですが、アドリブに入らず終わってしまうのが、永らく私の中で謎でした。
ひょっとするとこれも結局、これまでここで指摘されたようなマイルス、ショーターと ハンコックの間でのアプローチの仕方のズレの問題が原因だったのかもしれないと思うよう になりました。
もっともレコード会社の契約の問題というとても説得力ある理由にすぎなかったりして(^^;)


ショータとピアノと調性 投稿者:よしざわ@CA  投稿日: 9月26日(木)03時48分01秒

そうですね、やっぱりHerbieになってしまうのかもしれません。
ところで、HerbieとWayneのデュオコンサートを見に行った人は ここにはおりません?あれは本当に凄かったです。

それと調性の話。調性が希薄なのは事実ですが、実は調性が 希薄なジャズっていうのは他にも沢山あるんですよ。それが ContemporaryJazzの持っている独特の空気の一つと言っても 過言ではないですね。ショータ的作曲技法、つまり5度進行 の呪縛から逃れるものをベースに曲を作り、Improviseの素材 としているという感じですね。
けど、そこでやろうとしていることは、かっこいいコード 進行があり、そのかっこいい進行を表現するためのアドリブ を取るっていうことに聞こえるんです。
けどマイルスのバンドがやっていることには、調性が希薄な だけでなく、そういうミクロなモーションの表現があまり感 じられないんですよ。凄く大きいんです。。
分析をすれば、ロンもハービーも非常に高度な手法と卓越した 耳を持って、驚異的なInterplayをしているんでしょうが、、
上の人達はそういう細部にとらわれていない感じです。
暴論を覚悟で言えば、コードもベースも何でも良いんじゃ ないかと思います。
別の言い方をすると、"ソロがXコーラス"という概念よりは、 "ここからここまでがソロ"っていう感じなのかな?
ただ、リズムという秩序だけは確実にキープされていますね。

小池さんの言葉を借りると、僕も調性で聞く人です。
最近もEvans, Desmond, Lee Konitzなどが大好きで彼らの メロディにグッと心を動かされます。体がブルっとする 4小節くらいのメロディの断片が沢山身体に残っています。
で、Milesバンドに感じるかっこ良さは、こういうジャズ とはまた異質な感じです。聞き込みが足りないせいも あるでしょうが、メロディの断片はあまり身体にしみつき ません。口ずさみたくなる感じもあまりありません。
しかしながら、理由は分かりませんが、かっこいいと感じるし、 そして何故か説得されてしまうのです。

こんなことを書いていて思うけど、ジャズって本当に魅力的な 音楽ですね。


ショーター&ペト 投稿者:小池  投稿日: 9月26日(木)03時47分25秒

そういえば、これも私の苦手でした。
やはりそういって考えて行くと、ショーターバンドにクリーブランド公演は 来日公演と同様に素晴らしかったとしても単に私がついていけなかった、という説が 濃厚になってきましたね。ハハハハッ(^^;)
将来、ショーターバンドのCDを聴くことによって、この説の裏付けができる。。。


ピノキオ 投稿者:小池  投稿日: 9月26日(木)03時44分53秒

ピノキオが比較的調性を感じても、アドリブにうまく入れない理由について 今朝、考えながら(歌いながら?)通学しました。
私が思うに、テーマの最終音がコードに対して不安定な音で終わっているからでは ないかと思いました。いかがでしょうか?
コードを追えばアドリブできるかもしれないといわれているように、テーマを切り離して コードだけ捉えればアドリブはできると思いますが、それではピノキオのアドリブである 必要はなくなりますよね。

こうやっていろいろ話して行くと、今まで考えていなかった新たな発見ができ、 新たな聴き方ができますから、音楽といえどもやはりこういった言葉での議論もやはり捨てた ものではないと思う今日このごろ。


ショーターに鍵盤 投稿者:JUNIwama  投稿日: 9月25日(水)23時04分42秒

ショーターと鍵盤の組み合わせとして、近年で印象に 残っているものに、ペトちゃんとの組み合わせもあり ました。ペトの細くてピンと張ったラインが、つつつー と流れる上で、ボヘと音を置くショーターの組み合わせ は面白かったと思っています。ここでも、線形の 音列の交錯が調性を生み出す様式をとっていたと 思います。

近年のハンコックとではなく、マイルスバンド当時の それもプラグドニッケルでは無く、ヨーロッパでの ライブ映像が残っている例えばフットプリンツの ライブ演奏でのハンコックやアンソニーとの ショーターも、やはり最も好きな組み合わせです。
これも調性から展開させる即興ではなく、旋律と リズムパターンの交錯から演奏が展開していく ので調性が何処にあるのか読み難くなっていました。
クラシックだと、ありきたりですがドビュッシーの 映像第2集での複数ラインが交錯する感じを連想します。

今回、東京ジャズで見たペレスは、僕はJOYさんと 同じで、かなり面白いヤツだと思いました。
彼とブレイドがショーターを触媒にして自由に、 動く中で、パティトゥーチが冷静に3者を仲介 する音を出す、という構図で見ていました。

ブレイドのクラッシュの鳴らし方が、「スマイルズ」 の頃のアンソニーをかなりダイレクトに連想させも しましたが、こういう聞き方はいけない気もします。


一番"マトモ" 投稿者:JOY  投稿日: 9月25日(水)14時46分05秒

★よしざわさん
なるほどなるほど、そういう意味での"普通"ですか。僕もギターを弾いているので 何となくその気持ちは分かるような気がしますです。
もしかすると、よしざわさんの一番欲しているWayne Shorterのプレイ・フォーマットって、 Drums&Bassとのトリオだったりします? それかどの辺のピアニストだったら お気に入りですか? 共演歴を考えると、Wynton Kelly、Cedar Walton、Herbie、Maccoy Tyner、Joe Zawinul、Mitchell Forman等などが思い浮かびますが...
っでDanilo Perez。彼凄く面白いですよ。ライブで実際聞いてみると、Shorterが如何に 気に入っているか分かるかと思います。僕の印象だと、器用な所はとても器用で、色んな スタイルを吸収していることは確かなんですが、それ以上に変テコな(!?)何かを持っている 人なんですよ。


時間差攻撃^^ 投稿者:小池  投稿日: 9月25日(水)14時39分13秒

うーん、どうも先の私の2報、書いている間に一報目はJOYさんに、2報目はよしざわさん に、抜かれ、それぞれの意見を読まずして書いていたことをまずご了承ください。

結局、当時のマイルスバンドは意識的に調性を希薄させているように思えるのですが、 ショーターの曲でも、結局調性度が薄い曲はその分メロディ重視となり、その例が ネフェルティティでありESPであるのでしょう。逆の例がSpeak No EvilやYes or NO でしょう。とは言えども、 この後者2曲の延長上に前者2曲が存在しているのもこれまた事実だと思います。

調性度の希薄の曲の場合、やはりアドリブもコード進行よりもテーマに依存したものに ならざるをえないといった感じでしょうか。

天才達が新たな音楽を作ろうといろいろとやり方を工夫していることを、解釈しようと することは、ただのリスナーであっても難しい話になりますね。
それでもって調性が薄くてもなおかつ印象を与えるテーマを作るというのは凄いですねえ。

私はかつてはピアノ弾きでしたのでどうしても調性をベースに聴く傾向があり、ひょっとすると この前のショーターをよく理解できなかったのや一連の作品の中で "マイルススマイルズ" が今ひとつというのも、そこに原因があるのかもしれません。
ちなみにESP、ネフェルティティは私は好きです。ピノキオはかなり調性度があるほうだと 思います。ESPの調性度の希薄さが私の限界です。(でもカッコいい!!)

http://6025.teacup.com/coltmile/bbs


ネフェルティティ 投稿者:小池  投稿日: 9月25日(水)14時22分22秒

私も、自分の意見を下のように書きながら、そうはいえどもネフェルティティはあまり ハーモニーという感じではなくメロディという曲だなあ、とも思っていました。
ただ以下に挙げた2曲はやはりハーモニーという風に感じます。まあ、ショーターも いろいろ意識してやりかたを工夫していたのかもしれませんね。

でヴァーティカルとホリゾンタルですが、これはアドリブ展開に関してはそうかもしれない と思うのですが、テーマ部分に関してはよく分かりません。

http://6025.teacup.com/coltmile/bbs


再び 投稿者:よしざわ@CA  投稿日: 9月25日(水)14時17分12秒

>たろさん
そう言ってもらえると嬉しいです。なんかまとまりの無いことをボソボソ書いてしまった 様にも思うんだけど。。しかも、凄くPlayer寄りの視点になってしまうし。

>Joyさん
多分、はじめまして、です。
ペレスのことを少し書きますね。非常に話題になっていたプレイヤーだと思う のですが、僕は彼を聞いたのはこれが初めてだったのです。だから他との比較 は出来ません。
ただ、よくも悪くも、彼にはシステムが見えるのです。これは実はMilesバンド のHancockにも同じことが言えるかもしれません。管楽器奏者との楽器の質の 違いもあるかもしれないし、コードプレイヤーとして求められるものもあるかも しれない。。簡単に言うと、一番"マトモ"なのです。凄い上手だし、ご指摘の 通り凄い器用な人だと思います。しかし、恐らくショータは凄い不器用な人です。
僕はちょっと不器用な人の集団の演奏をあそこに期待しています。
それはブレッカーとカルデラッツォのコンビでは絶対に作れない世界なのです。
(この二人も大好きですよ、僕は)
少し語弊があったかもしれませんが、意図したところはそんな感じです。
ペレスのほかの作品も、機会があれば聞いてみようと思います。
ともあれ、そんなくらいショータって僕には響くんです。音列とかメロディは もはやどうでもよく、強いて言えば彼の"呼吸感"が自由を感じさせるんです。
長島茂雄がスピーチしているようなものなのです。
例えば僕はデューイレッドマンが結構好きなんですが、この人に感じる自由と また質が違います。オーネットを自由というなら、それとも違う。
ショータには説得されてしまうんです、僕は。。(もはやミーハーですね。。)

>小池さん
"Speak No Evil"の表題曲はおっしゃる通りコーダルな部分が強いと 思います。"Night Dreamer"なんかもそういう感じですね。
ですから、あくまで断片です。全編だとは思いません。
それから、この2作品は僕の中ではビバップ以降のモダンジャズ の中で、最もかっこいいジャズの一つだと思っています。
誰にも勧められるRealJazz。全てのプレイヤーが全てジャズだし、 ジャケットも雰囲気も最高。

メロディ先導の例を少し出すと、Pinocchioという曲がありますが、 あのテーマを歌ってみます。さてループが終わってアドリブに入ろうと した時、僕は何も歌えないんですよ。。WRじゃないですが、やっぱり テーマに戻ってしまうんです(^^;。EPSもそう。強いて言うと、 マイルスのラッパの音が聞こえてくる(^^;;。
これは単に研究が足りないのかもしれないし、もちろんコード を追えばアドリブらしきものは出来るかもしれない。。
もしかすると、これこそがメロディ至上だと思う最大の要因 かもしれません。
もちろん違う意見があっても当然だと思います。
何せ、それくらい彼の曲のハーモニーは美しいし、20世紀の 革新とも言えるくらいのものですから。
でもそれは決してアドリブの軸、楽曲の軸では無いと今は思う のです。
#3年後には違うことを言っているかもしれません。:-)


Nefertiti 投稿者:JOY  投稿日: 9月25日(水)13時59分16秒

そうそう、1990年位のJazz LifeにWayne Shorter自身の"Nefertiti"の誕生(作曲)
に関する長いInterviewが載ってましたね。

確か、場所はNew Yorkで、深夜蝋燭の明かりだけの暗い部屋の中で突然 そのインスピレーションを得て、ピアノに向かい、弾いてみたそうです。
っでその段階では一度寝て、翌日もう一度ピアノに向かったら、 前夜弾いたものが完璧にShorterの頭の中に残っており、自分自身でも満足し、 譜面に書きメンバーに渡したらしいです。
ハーモニーに関しては、その時はコードシンボルという形ではなく、 ピアノで弾いた音をそのまま記譜したらしいです。
(多分まだそのInterviewの掲載されている号残っていると思うので、 見つかったら、正しい文章を転載しますね。)

あと、"Nefertiti"という曲に関しては「Nefertitiは完璧な曲だ。
ソロを取る必要はない。ソロを弾きたければそれはそれでHave a Good Timeだ」っというようなことをその時期の来日時のInterviewで言って いたっという記憶も(実際のBluenoteのライブではJohn Patitucciが ソロをとっていたような...)

その後、Jazz LifeではHerbie Hancock自らが解説する"Nefertiti"の演奏に ついてや、攻略方法などのセミナーが連載されてました。
(ハーモニーなどの攻略方法の研究は、主にHancockが自ら突き進めたようですね)


ショーター 投稿者:小池  投稿日: 9月25日(水)12時29分06秒

確かによしざわさんの意見。それに意見をしようとする際、しばしこちらも考察が 必要でした。
"ショーター=ハーモニーよりもメロディ" 論ですが、 これは以前、どこかの雑誌で書かれていた、ジャズの構成を縦軸から横軸に替えたのが この時期のマイルスバンドであるという論調の線だと思います。確かにそうだと思います。
ただ、例示されているspeak no evil自体の曲の旋律部分(作曲の部分)については どのように考えますか?
(私、実は彼の最高傑作と考えておりますし、
 初めて聴いた時(大学時代?)に衝撃を受けたのを今でも覚えております)
この曲やもう一つの名曲Yes or No ともに、単旋律ではなしえない、つまりハーモニー なしでは成り立たない名曲だと思うのですが。マイナー・メジャーの微妙な交差、これこそ ハーモニーならではと思っております。そういった意味では私はむしろハーモニーをメロディ に強く作用させた作曲と思っておりますが。

アルバム作品としてのネフェルティティ、確かに私もあの流れに非常に取りつかれております。

ショーターライブ、なんせ殆ど記憶に無いのが悲しいところ。確かにペレスのピアノは凡庸 なのは覚えておりますが、ブライアンブレイドのDsがどうだったかはサッパリ(^^;)
次回、ジョシュアレッドマンと一緒に彼が来るからその時のチェックで間に合うであろうか??


Danilo Perez(Re:Nefertitiとショータについて) 投稿者:JOY  投稿日: 9月25日(水)12時22分29秒

★よしざわさん
初めまして(...ではなくもしかするとJazz MLの時代から何度か接点があったかもです。)

Nefertitiに関する考察、私も凄く似た印象を持ってますが、流石現役バリバリの演奏家の 方の意見は深いですね。凄く楽しく拝見いたしました。

<ダニーロペレスにやや"普通さ"を感じてしまいますが。
ただこの所は、ちょろっと好みが違うかもしれませんね。去年の夏Montreal Jazz Festival で、一日のうちに二度Perezを見ることが出来たのですが、それ以来僕の中での彼の評価は とてつもなく高いです。なんとなしに行ったWayne Shorter Quartet(多分、この編成での 最初期)で、僕的に一番ユニークな個性を感じたのはDanilo Perezでした。Wayne Shorter のQuartetでのコンサートの直後に、別の場所でMichael Breckerのコンサートもあり、 その日は BreckerのSolo、Charlie HadenとのDuo、そして最後に大急ぎで会場を移動 してきた+ PerezでのTrio。どの演奏も素晴らしかったのですが、一番驚いたのは、Brecker & Hadenの個性に、さらりっと溶け込んでしまえるDanilo Perezの個性でした。

その時のコンサートのメモなどです。(ご参考まで)
・Wayne Shorter Quartet Live @ Montreal Jazz Festival(Quebec, Canada)
 2001/07/01(Sun)
 http://bbs2.otd.co.jp/29961/bbs_plain?base=437&range=1
・Michael Brecker 5 days Live @ Montreal Jazz Festival(Quebec, Canada)
 2001/06/28(Thr) - 07/02(Mon)
 http://bbs2.otd.co.jp/29961/bbs_tree?base=436&range=2
・"Motherland" / Danilo Perez (2000)
 http://bbs2.otd.co.jp/29961/bbs_plain?base=451&range=1


すばらしい 投稿者:たろ  投稿日: 9月25日(水)11時22分46秒

よしざわさんの下の文章,掲示板に書くにはもったいないくらい, いい文章ですね:-)。


Nefertitiとショータについて 投稿者:よしざわ  投稿日: 9月25日(水)10時52分06秒

須藤さん、相変わらずのコレクタぶりには全く頭が下がります。
僕が日本に戻ったら、話だけに終わった天野さんも交えたマニア 飲み会をやりましょう。

ところで、Nefertitiのことをちょっとだけ僕なりの視点で。
ショータの楽曲はとかくそのハーモニの独特さに注目されることが 多いですが、僕はメロディだと思っています。恐らく、ほとんどの 曲がメロディを基準に作られていると考えています。
Nefertitiまでのジャズは、ビバップ、モダン、モード、コルトレーン チェンジに至るまで、ハーモニ至上音楽で、ハーモニこそがアドリブ をするための軸であったと思います。この当時のマイルスバンドは、 スタンダードをやる上であってもこのシステムをベースにしながら、 可能な限りそこから逸脱して、自由な何かを模索していたんじゃないか と思います。
で、NeferititiやESPでやっていたことは、テーマのメロディと、その 持っている重力(と小節数)っていうものを新たなシステムの核に しようとしたんじゃないかなぁって思うことがあります。
その決定的な象徴がNeferititiでありますが、しかしその意図は PinocchioにもESPにも何となく見え隠れしたりします。

ある時期からのショータは、恐らくその断片は"Speak No Evil" あたりから強く出ていたのかもしれませんが、このメロディ 主導アドリブの匂いが非常に強くなったように思います。
だから彼の音楽にはあまり"アドリブのシステム"みたいなものを 感じないのです。それでいて空間を自由に歩いているショータ4に よるライブ版は、やっぱりあの時代のMilesの遺伝子を強く感じて しまいます。とにかく、"やっぱりそういうやり方か!"と唸って しまいました。ただ欲を言えば、ダニーロペレスにやや"普通さ" を感じてしまいますが。
#そうう意味ではブライアンブレイドは凄い!

ジャズをやる多くの人がこの時代にMilesバンドの演奏に熱中し、 そしてBranfordの表題作に見られるがごとくContemporaryJazz と呼ばれるものの持っている空気は時としてこの時代のMiles バンドの演奏を思い起こさせるときがあります。
が、何か決定的に違うものを感じさせる大きな要因の一つが やはりその楽曲の持つ個性、そしてメロディの持っている 力強さとその作り出す自由空間なのではないかと思います。

ソロ、アドリブといった視点でこの作品、楽曲は話題になる ことが多いですが、、僕にはそれ以上の底知れぬ意思がこの 楽曲に感じられます。そしてこれを1曲目にして始まりPicnocchio で終わるこのアルバムは、やはり永遠に新しいジャズのかっこよさ の象徴であり続けるのではないかと思ったりします。


こんにちは 投稿者:セキグチ  投稿日: 9月25日(水)06時01分01秒

須藤さんはじめまして。
といっても恐らく(10中8,9)以前何度も遭遇してお話してるんじゃないかと思います。ベースを弾いてる関口と申します。前空いたCDのプラケースたくさん頂戴しましたよね?その節はありがとうございました。
以前からCDの検索するとよくこちらの「今日買ったCD」コーナーに飛んでくることは多かったんです。トップページは今日初めて見つけました。もうさっそく「お気に入り」に入れてしまいました。相変わらずのペースで買いまくっておられるのですね、は〜〜。(感嘆)
最近稲毛コルトレーンにもあんまり行くこともなくなっちゃってお会いできず寂しいですね。また機会があればぜひお会いしたいです。
ところで最近ご購入のマークコープランド、"Haunted Heart & Other ballads"はもうお聴きになりましたか?僕的にはこの人、やっぱり前の方が良かったな〜、という感を強くしてしまったのですが。ベースのドリューグレス氏がピーコックそっくりで面白かったです。

>よしむらさん
はじめまして、スウェーデンの森さんのサイトからHPにお邪魔したことがあります。ヤンソンの新譜もう聴かれたんですよね、いいな〜。ラーシュダニエルソンは僕の最愛のベーシストです。
オレンジペコーのアルバムは僕も最近お気に入りです。ご近所ですのでまたどうぞよろしくお願いします。

http://homepage.mac.com/sekiguchimuneyuki/Menu2.html


John Scofield 投稿者:JOY  投稿日: 9月24日(火)20時27分01秒

Avi Bortnick, Adam Deitch, Jesse Murphyという編成のはしばらく前にHamburgで見ました。
なかなかの熱演でしたね。今年の7月位はJoe Lovano、Dave Holland、 Al FosterっというQuartet編成でヨーロッパのジャズフェスを周っていたようです。
(この編成のライブはとても見たいけど、Al Fosterが日本に入れそうにないので、 来なさそうですね。残念!)

<なんと、ジョンスコは前座扱いですねえ。今やデンソンの方が、人気があるの <でしょうか?日本ではどうなんでしょうか?

今年の一月にBluenoteに来た時は、Charlie Hunter(Gt)のバンドとのダブルビルだったようですね。
その時は、Charlie Hunterが先で、John Scoが後、最後にジャムセッションだったそうです。
http://www.johnscofield.com/


Karl Denson 投稿者:小池  投稿日: 9月23日(月)14時56分43秒

のライブに行ってきました。CDで試聴した際は特筆すべきものでもないと 感じたのですが、こちらの知人が良かったというのを受けてです。
新聞やインターネットではデンソンの名前しか載っておらず、窓口でチケット 買って、初めてジョンスコの名前を見てビックリ。
なんと、ジョンスコは前座扱いですねえ。今やデンソンの方が、人気があるの でしょうか?日本ではどうなんでしょうか?
その前の5時よりデフランセスコとハッチャーソンのコンビを見ました。
デフランセスコはいつもですが、ハッチャーソンのマレットさばきには目を見張り ました。ヘラヘラしている彼もまだ演奏に関しては十分健在ですね。
その足で7:30に会場に向かい演奏が始まったのは8時、ジョンスコバンド の演奏が1時間強続きました。 最後の方でデンソンが出てきて共演します。
ジョンスコは最近作の流れの演奏。昔とは奏法もサウンドも異なり、親しみ やすくノリやすい曲調にはなっているものの相変わらず風変わりな演奏。
私を中心として円を描くような演奏で私とは依然距離を保っております^^;
その後、しばらく休憩してデンソンバンド登場。やはり1時間強の演奏で こちらの方が、照明も本格的。素直にノリノリの演奏で私はやはりこちら の方が好みですね。ただやや曲調が単調かなあ、と思いました。
以前NYCで聴いた、98%ファンク2%ジャズのメシオパーカーの方が ノレた印象を持ちました。
ということで5時から休みを入れながらも12時まで、後半2コンサートは 殆ど立ち放しで疲れました。


Love Cry 投稿者:小池  投稿日: 9月23日(月)14時49分53秒

なるほど、love cryとは目のつけどころが鋭いですね。大分雰囲気は違う気もしますが、 確かに、高崎さんご指摘のとおりだと思います。
このハラヒレホレヒレ〜の作品、CD屋ではよく見かける割りにマスコミで取り上げられ ないのですが、数有る、彼の作品の中でも一番、彼の本質が明快な形で現れている作品では ないかと思っております。


OREGONとどきました 投稿者:  投稿日: 9月22日(日)20時30分54秒

須藤さん先日はZbigniewSeifertに関する情報、たいへんありがとうございました。本日やっとVIOLINが届きました。3曲目のRAVENS WOOD 最高です。OREGONはこのアルバムやエルビンとの競作のような、ゲストプレイヤーを迎えたアルバムの方が、ひとつ突き抜けた演奏が聞けるように思われました。話は変わりますが、アルバート・アイラーのラヴ・クライなんかも、実はネフェルティティの方向にいっているのではと考えておりますが、如何でしょう。


シカゴ・デトロイトjazz fes 投稿者:小池  投稿日: 9月22日(日)04時31分01秒

<シカゴ>
Uri Caine solo:
とてもパーカッシブでかつしなやかな左手が新感覚。
印象に残りました。でも長時間運転の疲れで途中居眠りしてしまいました。
Larry Coreal:
予想よりよかった。彼はやはりロックイディオム風な演奏が良いですね。
アーサーブライスを活かしきれなかったのが残念。
Ahmad Jamal:
まだまだ健在。シカゴではやはり人気高し。ふとジョーサンプルの ピアノを思い出しました。両人とも私のfavoriteです。

<デトロイト>
印象に残ったもの。大概私がノレたものは他の聴衆もノッていましたので そんなに私の感性はずれていないと思いますが(^^;)

Mark Whitfield:
この人、いくつかCDを聴いたことがありますが、こんなに凄いとは思っても見なかった。
とても絵になるミュージシャンでもあります。パットマルティーノにウェスフレーバー を加えたような演奏で、とにかく弾きまくり。とてもノレました。
Sonny Fortune:
この人も予想していたよりもずっと良かったです。基本的にアガルタ・パンゲア のような奏法でJAZZをやるのですが、とても強力な演奏で裏演奏の ブランフォードを完全に上回っており覇気ある演奏でした。これもノリノリ。
Chris Collins:
ケルト音楽と現代風JAZZの微妙なマッチング。
Vn,harp 竪琴が入っていると言った楽器編成の面白さ以上に、 かなりjazzサイドに比重を置いた音楽そのものが非常に面白かったです。
リーダーのSAX奏者としてもなかなかの実力。
意外な発見でもうけものと言った感じでした。
彼のCDは購入予定。
Mark Moultrup:
硬質なピアノ、これまた硬質な編曲がしっかりとなされている という点で現在のピアノトリオの一つ方向に乗っている音楽。
Pessi Lebanto風ですね。これも新発見。
ただ、数曲での彼のヴォーカルが音楽性がずれているようで 残念。

今ひとつなプログラム
B Marsalis 至上の愛を演奏するも覇気無い。観客は多かったけれど。
Lonnie Smith, J Defrnacesco好きなオルガンだけど今ひとつ。
Geri Allen これも今ひとつ。
Regina Carter jazz度が今ひとつ、寺井尚子よりもアドリブ能力は高いが 私は寺井尚子をとります。
DD Jackson  私には彼の演奏がとても凡庸に感じます。

Oliver Lake Steel Quartet
これは聴きたかったけど聴かずに帰りました。


さて、全体の感想ですが、ジャズフェスの雰囲気としてはやはり シカゴよりもデトロイトの方が、千差万別・開放的・タブーがなく 私は好きです。
また、こちらでは予想以上の新鮮さというか驚きを与えてくれたのは 昨年と同等でした。

また買いあさった中古LPにも十分満足。本当はこちらが目的だったりして(^^;)


ネフェルティティ 投稿者:たろ  投稿日: 9月19日(木)20時45分10秒

東京ジャズのパンフに,ハンコックが,「テーマの練習してたら,テープ廻っていて いつのまにかそのまま発売された」とか言ってます。

まぁ経緯はそんな感じでしょう。

でも,そんなこというと,キースとかは,マイルスバンドは,マイルス以外の メンバーは,自分達が何をやってるか理解してなかったとか言ってますから, 別に演奏者の意図とバンドリーダの意図が合わなくてもいいってことでは?:-)


Re:ネフェルティティ 投稿者:JOY  投稿日: 9月19日(木)09時49分43秒

<あれはリハで適当に合わせたのを録音したらしい

以前Jazz Life誌上のInterviewでWayne Shorterが語ってましたが、 (マイルスの自伝だったかもしれない... ShorterのInterviewは"Nefertiti"の 出来た瞬間についてだったかなしれません...).
現在アルバムに収録されている"Nefertiti"はどうやらTake 2のようです。
っでTake 1はと言うとテオがテープを回すのを忘れてしまったらしいです。
そのTake 1というのが実に素晴らしく、Best Takeだったとか....
テオはマイルスにこっぴどく怒られたそうで、そのTake1は結局その時スタジオに いた人だけの永遠の思い出になってしまったらしいです。


ネフェルティティ 投稿者:徳永  投稿日: 9月19日(木)00時35分17秒

ポンタさんだったかな、「あれはリハで適当に合わせたのを録音したらしい」 とかいう説を、ジョークじゃないような文脈で言っておられたような。
真相やいかに。


無題 投稿者:JUNIwama  投稿日: 9月18日(水)23時22分58秒

ジャズ的なものについて、須藤さんと同じ感じを 僕は持ってます。ジャンルを問わず、ジャズ的な DNAを感じるかどうか、が僕の基準になって いる気がします。このDNAを感じる受容器官 はそこそこライブを聞いてきて勝手に獲得した ものだと思うので、一般性はとても疑問です。

***
今度のサダオさんのツアーバンドのメンツですが、
Richard Bona(b・vo)
George Whitty(p・key)
Louis Winsberg(g)
などなど
SIXUNとNYの混成チームみたいでちょっと 面白そうです。
を、あさってはPMGでした。果たしてDNAは?


フィンランド関係など 投稿者:Yoshimura@稲毛  投稿日: 9月18日(水)22時24分51秒

須藤さん、レスありがとうございます。
稲毛の中古CD店は私にはあまり必要なさそうです。
フィンランド関係ですが、Antti Sarpila / Severi Pyysaloは入手できそうです。Espoo Big Band(EBB)というのは、私のひいきにしているJarmo Savolainenがレギュラーピアニストをつとめるバンドなのでした。しかし、この盤では別のピアニストのようですね。入手がちょっと面倒そうです。Jarmo SaariはXLのメンバーですね。ということは全編プログレ風な曲なのかな。
 私のWebにも書いたのですが、Jarmoのトリオの新作"Times like These"が今月中にA-Recordsからリリースされるそうです。できれば須藤さんにも聴いていただいて、もしお眼鏡にかなったらジャズ批評にレビューを載せてくださいませんか?私も聴いていないし、えらそうなことは言えませんが、本人は満足の出来らしいです。なんとか彼の名も日本のメディアに載ってほしいと願っている私です。ものすごくあつかましくてすみませんm(_ _)m。


ソロ,非ソロ 投稿者:たろ  投稿日: 9月18日(水)20時41分55秒

ネフェルティティはアドリブソロがないだけであり,別に即興が ないわけではないですね。別に書き符を演奏しているわけじゃないですから。

WRのコンセプトの中に「ソロ,非ソロという構造を壊す」というのが あるというのを聞いたことあります。つまり,演奏の中にソリストと 伴奏という区別があるのを壊すというものです。

今回の東京ジャズのショーターバンドはまさにそういう点ではWR的だった 気がします。

今のショーターバンドとネフェルティティを比較するのは,まさにそうだとは 思いますが,その流れはWRにもありますから,ある意味,一貫していると 言えるのではないでしょうか?。

余談ですが,みんな一斉にソロ…っていうのはオーネットコールマン・ プライムタイムを聴いたときも感じました。


nefertiti 投稿者:小池  投稿日: 9月18日(水)14時09分31秒

なるほど、今のショーターを当時のマイルスバンドに喩えるとは。確かに。
私はネフェルティティが一番好きですね。すみません。smilesは 私の中での位置付けで今ひとつです。やっぱり私はハンコックを聴いてしまう からかなあ。smilesでのハンコックはトリスターノ一点張りで、ホーン奏者 になりきって、ピアノの和声の強みを全否定してしまっています。それはそれで 凄い挑戦ではありますが、ハンコックの強みである和声が恋しくなるのですよね。
という意味でもネフェルティティでのハンコックの強力なバッキングも よーく聴いて下さいね。そういう意味ではあの曲は十分spontaneousな音楽 ですね。
water babiesはなかなかオツです。
私もSmapの演奏にはとてもJAZZを感じてしまいます。これも話の進展に よっては触れようかと思っていました。
あれは殆どアレンジされた演奏をジャズミュージシャンが演奏して いるのでしょうが、やはりJAZZ魂が出てくるのでしょうねえ。


Nefertiti / Miles Davis Quintet 投稿者:須藤  投稿日: 9月17日(火)16時37分57秒

JOYさん、さくちゃん、ども!
私も「Nefertiti」が一番好きかも知れません。「Water Babies」も捨てがたい。
そういえば、四谷「いーぐる」で行われたショーター特集(〜64年まで)で、「Miles in Berlin」から1曲かかったのですが、このアルバムでのショーターのイメージは、まだ参加したばかりで自己主張していないという認識でしたが、改めて「いーぐる」の大音量で聴くと、マイルスを向こうにまわして、きっちりと自己主張しており、ショーターの認識を改めてしまいました。
今日帰ったら、RonとTonyに着目して「Nefertiti」を聴きなおそうかなぁと思います。


Nefertiti / Miles Davis Quintet 投稿者:さく  投稿日: 9月17日(火)14時32分50秒

自分もあの4枚はすべて好きです。
強いて1枚選ぶならば Smiles かなぁ。

Nefertiti は誰がアドリブやってるかって、Tony(と Ron )ですよ。
それも強力な。そういう狙いだったんだと思いますけど。
上モノが、繰り返されるフレーズをフェイクしていく過程は、 ベーシストが普通の楽曲でとる手法に近いかなと思います。
だから、あれはあれで須藤さんの言うところのインプロヴァイズ・ ミュージックなのかなーと。


Nefertiti / Miles Davis Quintet 投稿者:JOY  投稿日: 9月17日(火)13時17分46秒

★須藤さん
↑は、実は僕の中でのアコースティック・ジャズ・ミュージックのアルバムでは、一番好きな作品 なんですよ。やはりあのQuintetはある意味頂点だと思ってます。
(今後、Wayen ShorterやHerbie辺りが、更に究極のジャズ・スタジオ・アルバムを作るかも しれませんが....
Wayne Shorterのスタジオ作にはとっても期待しております。今年出たライブのベストアルバムは 何となく「Miles in Berlin」のような位置付けの印象を持っております。マイルス自身さ管奏者 を換えまくって、ついにWayne Shorterを手に入れた時にまずリリースし、その後満を持して スタジオ諸作をリリースしていった...という意味で)
(でも唐突にElectricアルバムを作ったりしたりするのがShorterらしかったりして.....)


書き譜はジャズか? 投稿者:須藤  投稿日: 9月17日(火)12時45分59秒

この話題面白いので私の考え方も書きます。
私も、ジャズを聴きはじめたころは、ジャズはインプロヴァイズ・ミュージックで、アドリブだぁーなどと考えてました。
しかし、音楽を聴き進むにつれ、書き譜なのにジャズを感じさせる音楽に出会ってしまい、この考えはぶっ飛んでしんまいました。

一番印象に残っているのは、マイルスの『ネフェルティティ』に入っていた表題曲です。
メロディを合奏で延々となぞるだけなのですが、そのメロディに対する奏者のエモーション、感情移入度が私の心を掴んで離しませんでした。

また、違った意味で現代音楽を聴いたとき、「これフリージャズじゃん」と思ったこともあります。
作曲家がインプロヴァイズした音を譜面に起こし演奏する。媒介は通りますがある意味ジャズではないでしょうか。
たまたま友人がメシアンの曲を演奏したのですが、「何年何月何日のどこどこで行われた何とかです。」という曲の紹介を不思議に思い、後でその友人に聞いたところ、「同じ曲でもステージ毎にアレンジが違う」と言われました。
これも、なんとなくジャズを感じさせます。

最後に、別角度から...私がロックやフォークのいい演奏を聴いた時、なぜかジャズを感じてしまいます。
これは、私の中のルーツ・ミュージックとしてジャズがしっかり根ざしているからでしょう。


Re: 14日のいーぐる 投稿者:須藤  投稿日: 9月16日(月)01時36分53秒

徳永さんいらしてたんですか。
仰る通り、途中から入ってきたのが私です。
丁度、ライヒの Electric Counter Point がかかってました。
しかし、そんなに突っ込み入れたかったんですか。(^^;
例えば、どんな点ですか?
私は、その後アフターアワーズに参加し、座間さんやONJQを製作したDIWの人らと楽しい一時を過ごし、いい酔っ払いで帰ってきました。


Re: 稲毛の中古CD店 投稿者:須藤  投稿日: 9月16日(月)01時23分23秒

Yoshimuraさん、こんにちは。
今月はなぜかフィンランドものが多くなってしまいました。

ご質問の Antti Sarpila / Severi Pyysalo ですが、2001年にフィンランドの Blue Note からリリースされたものです。Blue Note といっても実際は、EMI Finland ですが。
編成は、Anti Sarpilaのcl,ts,ssとSeveri Pyysaloのvib,p、それにg,b,dsというバンド構成に、曲によりString Quartetが加わるというものです。
内容的には、ブルース色の薄いオーソドックスなジャズの雰囲気のなか、ちょっと前衛入った弦が絡むという感じでしょうか。

もう一枚の EEB featuring TRILOK GURTU は、2000年録音の自主制作っぽいのですが、Distribute は EMI Finland となってます。
この EEB は Espoo Big Band の略で、その名の通りビックバンドものです。
曲は、ギターの Jarmo Saari がすべて書いており、Trilok Gurtu の tabla を生かした曲とアレンジになってます。
ということで、Finland Jazzファン & GurtuファンのYoshimuraさんは、必聴ものではないでしょうか。

最後に稲毛の中古CD店ですが、普通の町の中古CD屋さんです。
ちょっと品揃えが寂しいですが。
JAZZのCDは、ちょろちょろですが、LPは結構な数がありました。
といってもヨーロッパものは全然ですが。


14日のいーぐる 投稿者:徳永  投稿日: 9月15日(日)01時41分03秒

途中から須藤さんいらしてました?
僕はONJQが始まったあたりで帰りました。
しかし途中でいろいろツッコミ入れたくなってムズムズしてしまった。
あとで座間さんにメール出しとこっと。


稲毛の中古CD店 投稿者:Yoshimura@稲毛  投稿日: 9月13日(金)22時14分28秒

須藤さま、こんにちは。Yoshimura@稲毛です。いつも「今日の買い物」を楽しく読ませていただいています。BBSはほとんど読んでいませんので、場違いだったらすみません。今月はフィンランドものが何枚か連続で載っていましたが、なかでも
ANTTI SARPILA / SEVERI PYYSALO "NEW MOODS - NEWS OUNDS" (2001)
EEB featuring TRILOK GURTU "NEANDERTAL GROOVES" (2000)
の2枚、すごく聴きたいです。特にセベリの新作が…。内容はいかがでしたでしょうか?それから、レーベル名を載せていただけたらイメージがわかっていいのになぁ、といつも思います。
そして、ローカルな質問ですが、稲毛のウォークランナーの上の中古CDshopはどんなお店なんでしょうか。いきなり入るのも心配なので、ご存じでしたら教えてくださいませ。


Re:Jazz 投稿者:JOY  投稿日: 9月13日(金)15時52分41秒

★小池さん
どうも有難うございます。
Gerry Mulliganの「Presents A Consert In Jazz」や
スコット・ジョプリンの「The Elite Syncopations: Classic Ragtime from Rare Piano Rolls」
は是非聴いてみたいと思います。すごく興味深いです。

<私はジャズに関しては出音に関してどれだけジャズの語法(フレーズ、和声、リズム等)
<が出ているかでJAZZ度を感じ

僕も聴覚的(!?)にそうですよ。多分、感じ方自体は今後もあまり変わらないと思います。

<ヴァーブ、BNについての私の印象は、昔ほど音楽に関する特色がなくなっており、
<最近ではむしろ、音楽よりも経営・ビジネスの路線の方の特色が顕在化

僕も実はそういう考え方でした。ただ、両社ともアルフレッド・ライオンや誰だっけ!?
のようなカリスマとして名が通っている人ではないですが、結構ユニークなProduce/Director を最近は揃え、マス企業にありがちな経営・ビジネスよりの側面以外にも結構評価出来るところが あるな〜っと思ってます。

マス企業と手を組むJazz Musicianという構図で、その昔はCBSとMiles Davis、 現在はWayne Shorter(Weather Report時代位からですが)や、Herbie Hancockなど のあり方も面白いなって思います。(対して、Joe Zawinulがマイナーレーベルで気を 吐きまくっているのも、凄く面白いです。MichaelやRandy Breckerには......
やはりMike Mainieriと.....)
http://fweb.midi.co.jp/~jazznoise/


JAZZ 投稿者:小池  投稿日: 9月13日(金)15時10分20秒

Joyさん、どうも丁寧なご回答ありがとうございました。
’完全に記譜’については Gerry Mulligan の Presents A Consert In Jazz の中にあるジョージラッセルの All About Rosieを念頭においています。
クラシックでも音符以外の記載が楽譜に全くない場合もありますので、これはそれに近い 形だと思います。
ヴァーブ、BNについての私の印象は、昔ほど音楽に関する特色がなくなっており、 最近ではむしろ、音楽よりも経営・ビジネスの路線の方の特色が顕在化しているように 思え、そういった意味で音楽的にBNのジャズ性を論じていたので、どういうことかと 興味深く思って聞いてみました。
また、私はジャズに関しては出音に関してどれだけジャズの語法(フレーズ、和声、リズム等) が出ているかでJAZZ度を感じ、また、サードズトリームのような楽譜に頼った音楽が 私の好みでもあるので、この辺の音楽がどのように思われているかというのを知りたい気分 でJoyさんのような定義をなされる方がどのように思われているのか興味深く思え、 よりはっきりと分かるためにcriticalな質問をしてみました。
グレンミラーの例示は分かりやすかったです。
元来JAZZの定義は個々人によるもので私も含めて、そんなに厳格ではないものが通常だと 思います。
自分の主張以外は認めないというような極論に対しては反論をするときもあるでしょうが、 今回の質問は決してその類のものではなく、元来、単に人の意見を聞くのと自分の意見を言うのが 好きな性分故に、今回の質問をしたに過ぎず決して重箱の隅をつつくための目的でないことを ご了承ください。