(私はコレクター?)
ジャズ、フュージョンに魅せられてはや20数年の月日が流れてしまいました。その間、ジャズ、フュージョンを中心にいろんな音楽に触れながら、いつのまにか手元には5000タイトルを越えるLPやCDが集まっていました。
私は俗にコレクターと言われる人ではないと思っていたのですが、音楽を通じて知り合った方々からは、「あなたはれっきとしたコレクターだ」と指摘されるようになり、それ以来「私はコレクターなのかぁー」と思うようになりました(苦笑)。
(レアグルーヴ?なんじゃそりゃ!) ここ数年、中古レコード(LP)に対する考え方が変わってきました。 数年前のことですが、こんなの手に入らないやぁとあきらめていた Phil Upchurch の "Darkness, Darkness" というアルバムが何気に千葉の中古レコード店に置いてあるではないですか。これにはビックリしました。なぜに千葉くんだりの中古屋に。。。 世の中CDに切り替わったころから、中古LPは購入しなくなっていたのですが、その後発生したDJブームやクラブの隆盛により、中古LP市場は以前にまして活性化していたのでした。それも、ジャズというフィールドではなく、ソウルやR&Bというジャンルに支えられ、レアグルーヴとして紹介されていたのです。このことを知り、渋谷にあるソウル、ヒップホップ系の中古店を廻ってみると、あきらめていたアルバムや、存在すら知らなかったアルバムのあることあること。目の前がぱっと開けた気分でした。 これらのアルバムは、あまりジャズ系の中古店には出回らないのです。 最近では、60年代末から70年代に発表されたソウルジャズ、フュージョン、ジャズロックなどのアルバムを買い漁ってます。
(なぜにホームページ)
私が集めたコレクションを見ると、世の中から忘れ去られてしまった音楽の多いことに痛感させられます。聴く側が知らないということは、再発もされないし、再発されたとしても聴く人がいないということを意味しています。せめてその存在することの証としてこのホームページを立ち上げました。私が集めたLPやCDをこのホームページで公開し、見た人たちに少しでもその存在が記憶に残ればと思っています。
また、あるアーティストがどのようなアルバムを出しているか、または参加しているかなど、ディスコグラフィ的なホームページがインターネット上には非常に少なく、あったとしてもタイトル名だけのような情報量が不足しているものがほとんどです。このような不満を解消するためにもこのホームページを開設しました。
本当はアルバムごとに簡単なコメントなどを記述したいのですが、まずはすべてのアルバムを掲載することが先決と思っています(いつの日にかコメントは入れたいとは思っていますが)。
それでは、探求の旅へどうぞ。